日本の女性は鉄分不足が多い

日本人女性は鉄分不足の人ばかりだと言われていますが、なぜそんなにも日本人女性ばかりが鉄分不足なのでしょうか。男性と女性とでは、月経や妊婦出産がある分、女性のほうが鉄分不足になるという理屈はわかります。でも、そこまで日本食は良くないものなのでしょうか?

 

・魚を食べなくなった日本人

昔ながらの日本食は、動物性食品として青魚や貝類をたくさん食べていました。

 

これらにはとても多い鉄分が含まれますので、毎日しっかり食べていれば深刻な鉄分不足になるということもないでしょう。でも、現代日本人は青魚をあまり食べなくなってしまいました。

 

生臭いとか、調理が大変とか、骨があって食べにくいとか、いろいろ理由をつけては敬遠してしまっているのです。その代わりに欧米のように赤味の肉やレバーを大量に食べるのであれば鉄分的には問題はありませんが、肉をたくさん食べると今度はコレステロールや中性脂肪の問題になります。

 

青魚は敬遠し、肉類もあまり食べなくなった日本人女性が、野菜や穀類だけから鉄分を摂取するのは無理が出て当然なのです。

 

・植物性の鉄分は吸収率が悪い

動物性の食品から摂れる鉄分はヘム鉄なので、そのままの形で吸収しやすい鉄分です。

 

でも植物性の食品にあるのは非ヘム鉄で、吸収率はびっくりするほど低いものです。食品自体には鉄分があっても、食べても食べても全部体外に捨てられてしまうのでは鉄分不足になるのも当然です。

 

せめて非ヘム鉄もヘム鉄と一緒に摂取したり、ビタミンCと一緒に摂取するなどの工夫をして、少しでも吸収率を上げる努力をすれば改善されるでしょう。

 

・お茶は鉄分吸収を妨害する

日本人女性は美容のために甘いジュースは避けてお茶をたくさん飲みます。
お茶は身体に良い成分もたくさん含んでいますが、鉄分との相性だけは最悪です。

 

タンニンは鉄分吸収を妨害するので、食事で一生懸命鉄分を摂っても、一緒に緑茶を飲んでいたりコーヒーを飲んでいたりしたのでは、鉄分を摂っていないのと同じことになってしまうのです。