隠れ貧血と貧血のチェック方法

日本の女性は、ほとんどの人に貧血症状があると言われています。まったくない人に比べて、症状のある人は20代から50代女性全体の約65%といいますから、実に驚くような数字です。

 

「自分は特にそんな症状になったことはないけど?」と思っている人もいるかもしれませんね。
でも実は隠れて進行している「隠れ貧血」が、あなたにも起こっているかもしれないのです。

 

・隠れ貧血とは

血液の中のヘモグロビン値が低下すると貧血の診断となりますが、実はヘモグロビン値が下がる前に、貯蔵分のフェリチン値がすでに下がり始めているかもしれません。

 

ヘモグロビンは最優先で作られる物質なので、低下するのはよほどの状態。

 

ヘモグロビン値=Hbは女性12mg以下で貧血となりますが、見た目上は12mg以上でも、実はすでに貯蔵分を取り崩している状態に突入しているのかもしれないのです。

 

これこそが隠れ貧血。貧血の症状が無く、ヘモグロビン値も正常なのに、潜在的には鉄欠乏症が始まっているかもしれないのです。

 

・隠れ貧血度チェック方法

隠れ貧血かどうかは通常の健康診断項目からはわかりません。

 

保険適用外で7,000円くらいの費用をかければ、貯蔵分であるフェリチン値を測定することも可能ですが、その前にまずは自分の生活から簡単なチェックをしてみましょう。

 

・常に倦怠感がある、特に寝起きがだるい

・とにかく疲れやすい

・首や肩が頑固にこっている

・ちょっとした動作で動悸や息切れがする

・顔色や爪色がすぐれない

・目の下にクマがある、出来やすい

・肌荒れがひどい

・立ちくらみしやすい

・髪の毛がたくさん抜ける

・風邪をひきやすい

・食事のバランスが悪い

・ランニングなどをしている

・閉経前である

 

以上の項目中、4つ以上該当する内容がある場合には、気をつけたほうが良いかもしれません。

 

・隠れ貧血対処法

症状が強い場合には病院できちんと検査して治療を行う必要があります。
軽度の場合であれば、食事の内容を見直して鉄分不足を解消する努力をしましょう。