貧血・鉄分不足の原因は?

貧血は鉄分不足の典型的な症状ですが、実は貧血という形で現れる前から鉄分不足は徐々に進行しています。なんだか疲れやすい、やる気が出ないというのは、単に怠け者とではないかもしれないのです。

 

また、鉄欠乏性貧血は女性に多い病気ではありますが、男性が貧血になる場合にはもっとずっと重い生命に関わる病気が隠れていることも。こんなにも大事な鉄分がどうして不足するのか、その原因についてもう一度調べてみましょう。

 

・鉄分摂取量が少ない

鉄分不足が起こる原因の最初に挙げられるのは、ストレートに鉄分の摂取量が少ないということでしょう。

 

好き嫌いが多いというのもそうですが、スナック菓子ばかりを食べている、インスタント食品ばかりを食べている、食事を抜いている、偏ったダイエットをしているなどなど。きちんとした食生活でもなかなか摂取しにくいミネラルなのに、食生活が正常でなければ十分に摂れるわけがありません。

 

思い当たる人は今すぐ改善すべきです。

 

・鉄分消費量が多い

食事から得ている鉄分よりも、消費して体外へ捨ててしまう鉄分のほうが多い人は、同じく鉄分不足になります。女性のほうが鉄分不足になりやすいのは、月経があるからです。

 

また、妊娠中には赤ちゃんの分もあるので当然ですね。また、がんなどの病気になった時に鉄分消費が激しくなる場合もあります。男性の貧血が深刻なのはそういう理由もあります。

 

・鉄分吸収率が悪い

食品には気を付けているし、食事から鉄分は摂っているはずなのに・・・という人は、せっかく摂った鉄分をそのまま吸収出来ずに体外に捨ててしまっている可能性が高いです。もともと鉄分はかなり吸収しにくいミネラルで、食べ物に含まれる量のわずか2%程度しか吸収出来ない場合も多いのです。

 

少しでも吸収率の高いヘム鉄を動物性食品から摂ったり、鉄分吸収を妨害するタンニンを食事と同時に摂らないように気をつけたり、鉄分の吸収にも意識を持って生活することが大事です。