ヘモグロビンって何?

ヘモグロビンという名前は、理科の時間に学校で習う大事な物質名ですよね。

 

血液の中にあって赤い色素を作っているということも覚えている人は多いでしょう。貧血や鉄分不足の話をするときに、このヘモグロビンは切っても切り離せない存在です。ヘモグロビンについて、もう少し詳しく調べてみましょう。

 

・ヘモグロビンとは

ヘモグロビンが何かと言えば、色素とたんぱく質から出来た物質と言えます。

 

ヘム鉄などと言われますが、ヘモグロビンのヘムは鉄分を含む色素のこと、グロビンのほうはグロビン蛋白のことです。ヘム+グロビンでヘモグロビンという名前なわけですね。

 

ヘモグロビンは赤血球の中にありますが、身体の隅々にまで酸素を運んで行って、代わりに二酸化炭素を受け取って帰って来て肺で放出するという、とても大事な役目を果たしています。ヘモグロビンがいてくれないと細胞は酸素をもらえませんし、いらなくなった二酸化炭素も捨てることが出来ないわけです。

 

・ヘモグロビンがないと酸欠に

人間はヘモグロビンが足りなくなると酸欠になります。

 

例えちゃんと息を吸っていても、身体の中は酸素不足になってしまうのです。細胞は少ない酸素を得るために血液を大急ぎで求めるために、心臓は激しく動悸して息切れがします。何の運動もしていないのに、心臓が苦しく呼吸が早くなる場合にはヘモグロビン値に異常が発生している可能性があるのです。

 

・ヘモグロビン値には基準がある

ヘモグロビンは、血液の中にある量に基準があります。幼児は低いのですが、15歳からは成人と同じ値です。男性なら13.0〜16.6g/dl、女性なら11.4〜14.6g/dlの間であれば正常です。

 

これより低い場合には貧血の疑いがあります。

 

例え検査で標準値であっても、ヘモグロビン値を維持するためには毎日しっかり食事を摂る必要があります。ヘモグロビンを合成するためには鉄分が欠かせませんから、ヘム鉄であろうと非ヘム鉄であろうとしっかり食べて補給しましょう。